経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)測定
必要物品
- パルスオキシメータ(電源・バッテリー・センサー部の発光と受光に汚れや破損がないか確認する)
- アルコール綿(測定部位の皮脂や汚れ、センサープローブを清拭する)
- 除光液(必要時)(マニキュアやジェルネイルは光の透過を妨げるため除去に用いる)
- 記録用紙・電子カルテ端末(SpO2値・脈拍数・酸素投与の有無を記録する)
- 手指消毒剤(測定前後に手指衛生を行う)
手順
- 1
患者に測定の目的を説明し、測定する指の状態(冷感・マニキュア・浮腫)を確認する。冷たい場合は温める。
観察・根拠:末梢循環が悪いと正確に測定できない。マニキュアや汚れは光の透過を妨げ低値の原因になる
- 2
センサーの発光部と受光部が爪と指腹を挟んで対向するよう、示指または中指に正しく装着する。
観察・根拠:発光部と受光部がずれると測定できない。爪側に光源がくるのが基本
- 3
装着後、脈波(プレチスモグラム)や脈拍マークが安定して表示されるまで数秒待つ。
観察・根拠:脈波が拾えていないと表示値の信頼性が低い。波形の安定が正確な測定の条件
- 4
SpO2値と脈拍数を読み取り、パルスオキシメータの脈拍数と実測の橈骨動脈の脈拍がほぼ一致するか確認する。
観察・根拠:体動・不整脈・末梢循環不全では脈拍が一致せず、値が信頼できないことがある
- 5
酸素投与中は投与量(流量・デバイス)と併せて記録し、指示された目標値を下回る場合は医師へ報告する。
観察・根拠:SpO2 90%未満は呼吸不全の目安。基礎疾患(COPD等)により目標値が異なる点に注意する
- 6
長時間同一部位に装着する場合は定期的に装着部位を変え、皮膚の圧迫や熱傷、循環障害を観察する。
観察・根拠:持続装着による圧迫壊死や低温熱傷を防ぐため部位交換と皮膚観察を行う
※手順は一般的な流れの解説です。実施にあたっては所属施設の手順・指示に従ってください。
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