ケアノート
看護技術

点滴静脈内注射

てんてきじょうみゃくないちゅうしゃ / Intravenous Drip Infusion

点滴静脈内注射(てんてきじょうみゃくないちゅうしゃ、Intravenous Drip)とは、輸液や薬液を静脈内に一定の速度で持続的に注入する与薬法である。

目的と特徴

水分・電解質の補給、栄養補給、薬剤の持続投与などを目的に、輸液を時間をかけて静脈内に投与する方法である。一度に大量投与できない薬剤や、一定の血中濃度を保ちたい場合に適する。長時間の投与では血管確保の管理が重要となる。

手技のポイント

輸液セットを無菌的に準備し、ルート内の空気を抜いてから静脈を確保する。滴下数から投与速度を計算し(一般用は1mLあたり約20滴)、指示された時間で終わるよう滴下を調整する。輸液ポンプを用いる場合は流量設定を確認する。

合併症と観察

血管外漏出、静脈炎、感染、滴下不良、過剰投与による心負荷などに注意する。刺入部の腫脹・発赤・疼痛、滴下速度、輸液の残量、患者の呼吸や浮腫の有無を定期的に観察する。ルートの閉塞や接続外れも確認する。

看護の留意点

6Rによる確認と無菌操作を徹底する。長時間臥床では同一体位による苦痛に配慮し、ルートが引っ張られないよう固定する。投与速度は自己判断で変更せず、異常時は速やかに医師へ報告する。

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