ケアノート
看護技術

褥瘡ケア

じょくそうけあ / Pressure Ulcer Care

褥瘡ケア(じょくそうけあ、Pressure Ulcer Care)とは、持続的な圧迫により生じる皮膚・組織の損傷(褥瘡)を予防し、発生時には治癒を促す一連の看護である。

概要

骨突出部に体重による圧迫が持続すると、局所の血流が途絶えて皮膚や皮下組織が壊死し褥瘡が生じる。仙骨部、踵、大転子部などに好発する。寝たきりや低栄養、失禁、加齢などが危険因子となり、予防が何より重要である。

評価とアセスメント

発生リスクをブレーデンスケールなどで評価し、ハイリスク者を早期に把握する。発生した褥瘡はDESIGN-Rなどで深さや滲出液、感染、大きさを継続的に評価する。全身状態や栄養状態の把握も欠かせない。

予防と処置

体位変換を定期的に行い、体圧分散マットレスを用いて圧を軽減する。摩擦やずれを防ぎ、皮膚を清潔で適度に湿潤な状態に保つ。発生した創は洗浄と湿潤環境を保つドレッシング材で管理し、感染や壊死組織には適切に対応する。

看護の留意点

栄養状態の改善、失禁への対応(スキンケア)、除圧の徹底を多職種で連携して行う。同一体位を避け、踵を浮かせる、ギャッジアップ時のずれに注意するなど、日々の細やかな配慮が予防と治癒の鍵となる。

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